今年の新型iPhoneで搭載が噂されている最新のプロセッサですが、今回そのベンチマークと思われる結果が公開されており、現行モデルと比較して10%高速になっているとのこと!加えて、GPU周りのパフォーマンス向上も期待ができそうです。
今年の新型iPhoneでは、新しい6コアベースのA12プロセッサが搭載されるとしており、パフォーマンス向上に加えて省電力化に特化したタイプだとされています。
現行iPhone Xで搭載されているA11では、Geekbench 4によるベンチマーク結果がシングルコアでは4206、またマルチコアでは10128というのに対して、6月27日に登録された今回の新型iPhoneと予想されるベンチマークスコアの結果は、シングルコアが4673、そしてマルチコアで10912というスコアになっています!単純計算で、A12プロセッサのパフォーマンスは、現行モデルのA11プロセッサと比較して約10%高速になっている事になります。
さらに3Dグラフィック描画の性能をベンチマークする数値「Metal」の結果ですが、新型A12チップセットが21691であるのに対して、現行モデルのiPhone Xでは15234と、GPU周りも性能が大幅に向上していることが確認できます。
今回予想されている新型iPhoneは3つのラインアップがある中で、このベンチマーク結果がどのタイプだったのかは明らかにされていませんが、噂では3つともこの新しいA12プロセッサを搭載するのでは、としています。
さらにRAM周りですが、現行iPhoen Xでは3GBとなっていますが、新型iPhoneと思われるベンチマーク結果では4GBになっており、先日Appleプロダクトのアナリストとして有名なMing-Chi Kuo氏の予想としては、3つのラインアップのうち、OLEDを採用する2つのタイプが4GBのRAMを搭載し、もう一つの低価格モデルが3GBになると述べていることから、今回のベンチマークはOLEDタイプのものと言えそうです。
新型iPhone Xモデルとは?
新型iPhoneですが、アップグレードされたプロセッサ、より高速なLTE通信速度、TrueDepthカメラシステム、より細くなったベゼル、そしてホームボタンの廃止、代わりにFaceIDの採用が予想されています。5.8インチのOLEDを採用したモデルは、現行のiPhone Xと似たデザインとなり、6.5インチのOLEDを採用するモデルはiPhone X Plusという位置付け、さらに低価格モデルの6.1インチLCDモデル、の3つのラインアップとなる予定です。
発信元:MacRumors