発売後1年以上が経つDJI Osmo Actionですが、前面スクリーン搭載や強力な手ぶれ補正機能に加え、ファームウェアのバージョンアップで大きく改善がなされており、未だに人気なモデルです。
アクションカメラ市場では、先日ローンチしたGoPro HERO9 Blackの話題で溢れている中、手軽な価格帯や直射日光が強い昼間などでも滑らかな動画が撮影可能なNDフィルターなどの拡張性から引き続きOsmo Actionを使い続けられる方々も多いかと思います。
今回はこのアクションカメラを使うに当たって便利な使い方やカスタマイズのコツなどをまとめてみました。最初に戸惑うUSB-Cケースの取り外しやはめ方なども分かりやく解説しています。
USB-Cカバーの外し方
DJI Osmo Actionには、純正のケースが付いてくるものの、装着した状態だとUSB-Cカバーを開く事ができないため、充電を気軽にできないと言うデメリットがあります。そんな時は、このUSB-Cカバーを取り外す事で、ケースに入れた状態からでもUSB-Cケーブルを接続できるようになります。
長時間の撮影時やタイムラプス撮影時などは、モバイルバッテリーなどに接続して充電しながらできるので大変便利かと思います。
注意点としては、カバーを外した状態では当然の事ながら防水が効かなくなります。
フロント画面の切替、及び全画面表示方法
Osmo Actionにはフロント画面が備わっており、現在撮影中の様子をプレビューとして確認できるようになっています。また、撮影時にもフロント画面とメイン画面の切り替えを簡単に行う事ができ、サイドのQS(クイックスイッチ)ボタンの長押しの他、2本指を使ったダブルタップでも切り替え可能です。
また、フロント画面の全画面表示もメニュー画面より設定ができるようになっています。
グリッドガイドの表示
撮影時の参考として活用するユーザーも多いグリッドガイドですが、こちらはメニュー画面よりON/OFFの切り替えが可能です。
LEDライトのON/OFF
Osmo ActionnにはLEDライトが2つあり、こちらもON/OFFの設定ができるようになっています。このライトですが、録画状態の時に赤く光るようになっています。
音の設定
撮影時やメニュー切り替えの時の効果音の設定もメインメニュー画面から選択できる設定画面にて調整する事ができます。気になる方はこちらで全てOFFにしてしまう事をオススメします。
セルフタイマー設定 – 写真モード時
グループやセルフィー時に活躍のカウントダウンタイマーを利用できます。使用方法は簡単で、写真撮影モードの時に下から上にスワイプする事で設定ができます。
再生画面の各種コントロール
再生画面時での動作ですが、指一本で音量の変更、画面の明るさ、さらに早送りや巻き戻しができるようになっています。音量変更は右側をスワイプアップ/ダウン、画面の明るさは左側をスワイプアップ/ダウン、そして早送り/巻き戻しに関しては、コントロールが表示されている状態で左右にスワイプする事で利用できます。
風ノイズ低減機能
アウトドアで撮影時に風の音が気になる場合、風ノイズ低減をONにする事でノイズがある程度なくなるようです。
クイックスイッチのカスタマイズ
複数ある動画撮影モードや写真撮影などを素早く切り替えたい場合は、左側にあるQSボタンを押す事で各撮影モードにスピーディーにアクセスする事ができます。また、クイックスイッチで選択可能なモードのカスタマイズも可能なので、自分がよく利用するモードだけをONにする事ができます。
動画撮影時の保存形式
動画や静止画の保存フォーマットを変更したい場合は、各モードより右から左へスワイプする事でサブメニューが表示され、そこから次のようなファイル形式を選ぶ事ができます。
- 動画ファイル: MP4 / MOV
- 写真ファイル: JPEG / JPEG + RAW
電源OFF時からのクイック撮影
Osmo Actionの大きな特徴の一つとして、電源がOFFの状態でも撮影ボタンの長押しで瞬時に撮影スタートと言うポイントがあります。一瞬でも撮影のタイミングを逃したくない場合など、この長押しの動作を覚えておくととても役立つかと思います。