今回はDJI Osmo Actionに超魚眼レンズを装着して、標準レンズと見比べてみました。試したのは、ULANZI製OA-6 魚眼&広角レンズでDJI Osmo Action用のものです。実際に見比べた動画やAdobe Premiere Proを使って、魚眼レンズのゆがみを修正する方法も紹介します。
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この魚眼レンズですが取り付けはとても簡単で、標準のレンズカバーを一旦外しそこにネジのような形でくるくるっと装着します。また、このレンズですがカバーも付属しているので、カバンに入れた時などの傷の心配は大丈夫そうです。
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こちらが魚眼レンズを装着した形で、本体に電源を入れた状態です。まるで水晶玉を通して被写体を見ているような、そんな効果がファインダー越しに映っています。
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で、今回は外に出て近くの公園で標準レンズと魚眼レンズの比較を行ってみました。最初に標準のものはDJIの手振れ補正機能「RockSteady」をオフにして歩いている状態です。因みにOsmo Actioの標準レンズの画角は、スペックを見ると145度となってます。
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こちらが魚眼レンズを付けた場合です。このレンズですが画角は180度になるので、かなり広角になっているのが分かると思います。
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実際の両サイドで比べてみたものです。それぞれの左右に写っている木などに注目すると、かなりの範囲がカバーできているのが分かると思います。
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Adobe Premiere Proを使って、レンズ歪み補正を行う
魚眼レンズを利用して撮影した動画ですが、今回はAdobe Premiere Proを利用して「レンズ歪み補正」を行って動画修正を行ってみたいと思います。
まずは調整レイヤーを追加し、そこに対して右側にあるビデオエフェクトからディストーション、そしてレンズ歪み補正を適用します。
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![](https://spotry.me/wp-content/uploads/2020/10/osmo_action_fisheye_lense_9.jpg)
この左にあるエフェクトコントロール内に出てくるプロパティの一つである曲率を調整することで、魚眼レンズのゆがみを調整することができます。ここを左右にスライドさせると、リアルタイムで修正度合いが確認できるので、自分の好みな値に調整してみてください。
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なお、補正後の引き伸ばしが気になる場合は、対策としてビデオのスケールを若干上げることで調整も可能です。
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レンズ歪み修正後
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Osmo Actionですが、撮影する際の画角がGoProなどのモデルと比較してちょっと物足りないと思われている方もおられるかと思います。そんな中、こうしたお手頃で装着が簡単な魚眼レンズと言ったアクセサリと組み合わせることで、今までにない楽しい撮り方ができるようになりますので、ぜひお試しください!