Xiaomi Redmi Note 9Tをレビュー!5Gエントリーモデルとしては申し分ないハイスペックな仕上がりに

先日発表されたXiaomi Redmi Note 9Tですが、非常にリーズナブルな価格でありながら5G対応や48MP高機能カメラ、大容量バッテリー、指紋認証、そして多機能な標準アプリなど、てんこ盛りな内容になっています。今回海外モデルを購入したので、色々とレビューをしていきたいと思います。

Redmi Note 9Tの主な特徴

Redi Note 9Tですが、プロセッサはMediatekのオクタコアプロセッサであるDimensity 800U、GPUはMali-57が採用されています。RAMは4GBで、今回購入したグローバルモデルのストレージは128GBなものの、日本にて発売されるものは64GBとなっています。

本体サイズはH161.2mm x W77.3mm x D9.1 mmで、画面サイズは6.53インチのフルHD+(2340×1080ピクセル)、前面ガラスにはCorning Gorilla Glass5が利用されています。

OSはAndroid 10が搭載されているのに加え、XiaomiのUIプラットフォームであるMIUIが採用されています。カメラ周りですが、4,800万画素のメインカメラに加え、深度センサーの200万画素カメラやマクロ撮影対応の200万画素カメラといった具合の3つのレンズ構成です。バッテリー容量も5,000mAhと大容量なのに加え、3.5mmヘッドフォンジャックが搭載されている他、側面の電源ボタンには指紋センサーが埋め込まれています。さらにXiaomiでは初めてとなるおサイフケータイに対応し、日本市場向けに満を辞して機能を詰め込んだ一台と言えます。

カメラ機能

カメラ機能ですが、主なスペックとしては下記となっています。

  • メインカメラ: 約4,800万画素
  • マクロ: 約200万画素
  • 深度: 約200万画素
  • 4K動画撮影: 30fps
  • 前面カメラ: 約1,300万画素

また、RAWモードでの撮影もできる他、ProモードではシャッタースピードやISOの調整などがマニュアルで行えます。

実機で撮影した写真がこちら

実機を持ち出して、近くの公園で風景写真をいくつか撮影してみました。

最後はマクロモードで撮影。雪の結晶がこれほどまではっきり見えるとはちょっとビックリです!

5G対応のデュアルSIMはmicroSDカードとの併用が可能

Redmi Note 9Tは5G対応がセールスポイントの一つとなっています。また、デュアルSIM構成なので、例えば2枚刺しで1つ目はメイン回線の音声通話用、また2つ目はデータ通信用、と言った感じでやり繰りすることができます。

加えて、microSDカードも併用して利用可能なため、バンバン動画を撮影したりアプリをダウンロードして本体の容量では足りない!と言うユーザーも安心して使えます。他のメーカーでは、2枚目のSIMかmicroSDカードどちらかのみ、と言った所も多いのでここはとても評価できます。

指紋認証や顔認証に対応

本体のロック機能ですが、顔認証に加えて指紋認証にも対応しています。指紋認証時のセンサーは右側にある電源ボタンに組み込まれており、電源を入れる際など自然な形でロック解除ができます。

付属アクセサリ

付属するのは最大22.5W対応のUSB-Cタイプの充電アダプター、USB-Cケーブル、そして純正クリアケースです。自分などは過去にスマホを落として画面などを破損してしまった経験が何度もあるので、新しく端末を購入した当日にケースを合わせて購入するのですが、こうした形で純正のケースが付属しているのはとても嬉しいです。

また、他のメーカーは充電アダプターなどを別売りとしているところが多くなっている中で、パワフルな出力が可能なアダプターを付属しているのは大きく評価できます。

5Gの通信速度は?

今回イギリスで購入したグローバルモデルですが、イギリスでは各大手キャリアが5G対応エリアを積極的に拡大しています。Redmi Note 9Tに5G対応しているSIMを2枚刺して、場所を変えつつ試したところ、Vodafone UKで最大217Mbps、またThree UKで最大678Mbpsと言う数値でした。

こちらはVodafone UKでのスピードテスト結果。

そしてこちらはThree UKでのスピードテスト結果です。

標準アプリMusicがアツい!

Redmi Note 9Tの標準アプリの一つであるMusicですが、ローカルの楽曲を再生する事に加えて、YouTubeとの連携も行っており、直接ミュージックビデオなどを検索することができるようになっています。

当然このアプリの中で動画コンテンツの再生ができて、ここまでは何らYouTubeアプリと変わらないのですが、

実はホーム画面などに戻っても、そのまま楽曲を再生し続けてくれるんです!これ、確かYouTube本家アプリだとYouTube Premiumの機能の一つだったはずなので、これだけでも大きな価値がありそうです。

さらにこの端末は、3.5mmイヤフォンジャック端子を搭載しているので、今までお気に入りの有線ヘッドフォンを嫌々ながらアダプター経由で利用していたユーザーには朗報と言えます。

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日本ではソフトバンクが独占販売

これだけな高機能目白押しなこのXiaomi Redmi Note 9Tですが、日本での発売はソフトバンクが独占販売で、価格は2万1600円(税込)と非常にリーズナブルな価格設定になっています。実際、こちらイギリスで購入した際もキャンペーン期間中ということもあり、グローバルモデルSIMフリー版が£149(約2万2000円)で購入できました。通常価格は£229(約3万4000円)なので、かなりなディスカウント率でした。

おサイフケータイにも対応したこちらのモデル、日本でのシェアを一挙に奪う事になるのか、発売当日が楽しみです!

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